ダボ埋め
私がやっているダボ埋めの作業です。
我流なのでもっとしっかりした方法があるのかもしれません。参考まで。
コーススレッドを打つ個所にあらかじめ9㎜のドリルで約1㎝の深さに穴をあけ、そこにコーススレッドを打ちます。画像のようにちょうどコーススレッドの頭が入ります。
右の画像は直径10㎜の丸棒です。ホームセンターなどで普通に売られています。
丸棒の角をやすりなどで少し落とし、木工用ボンドをつけます。これを先ほどの穴に打ち込むのです。穴が丸棒よりも1㎜小さいので、打ち込むとピッタリ穴が塞げます。
打ち込んだ丸棒をノコギリで切り、出っ張りのないように削ると右の画像のようにきれいに仕上がります。
私はトリマーを使います。
ストレートのビットを付けて深さをゼロに調節して出っ張りを削ると早くきれいに仕上がります。でも最後はサンドペーパーの仕上げが必要です。
デッキテーブル
次はデッキテーブルです。先につくったデッキチェアーとセットにするので、統一感のあるものにしたいと思います。
椅子と違ってテーブルは注意するべきポイントのなく、簡単に単純なものをつくろうと思います。
ポイントは高さと大きさとある程度の強度かな。
だいたいの部品を切り出しました。
左の6枚は天板、その右が天板を受ける板、右の4枚は脚です。
天板を受ける板に脚をコーススレッドで固定しました。デッキチェアーの脚とひじ掛けのような構造です。
これに補強材をつけました。
補強材は2×4材でつくるとデザイン的にも重くなりすぎるので、少し細いものを使いました。
天板は2×4材の12フィートを三分の一にカットしました。一枚122㎝です。12フィート2本で6枚の天板の材料がすべてできます。無駄なくちょうどいいサイズです。
6枚の板に隙間をあけて使うので完成のテーブルの幅は約60㎝となります。
天板の上にコーススレッドの頭が出ないよう、ダボ埋めをしなくていいように裏からコーススレッドを打っていきます。
天板やウッドデッキなど屋外で使う木製品に共通の知識なのですが、木際の芯に近い部分を上に使うことが必要です。乾燥すると木材は収縮しますが、年輪の中心に近い方が収縮率が低いそうです。それを製材して板にした場合、芯に近い方がふくらみ反対がくぼむように反っていきます。くぼむ方を上に使うと雨が降るたび水がたまり腐りやすくなります。逆に使うと雨水は速やかに流れ落ち早く乾燥するため腐りにくいということです。
天板を丸くカットしました。
また、強度をつけるため左右の脚を補強材でつなぎました。
あとは塗料を塗るだけです。
チェアーとテーブルをセットしてみました。チェアーは最初の一号を改善して二号をつくったので、少しデコボコですが、テーブルの大きさや高さはちょうどいい感じで満足です。