Breezy Garden

手づくりの庭にようこそ
バーベキュー炉②

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側溝蓋を設置

計画の高さまで積み上げて、先ほどつくったレンガの出っ張りに側溝蓋のコンクリート版を乗せました。隙間にモルタルを詰め込んでレンガ積みと一体化します。

赤煉瓦の状況  

普通の赤レンガで炭を熾す場所の囲いと、金網を乗せるところをつくります。
炭を熾すところが囲われていると足元に炭が落ちてやけどする心配が少なくなります。雨がたまると嫌なので、コンクリート版二枚の隙間はほんの少し隙間をあけておきました。

普通のレンガの半分のもの二種。厚みを半分にしたものをハンペン。幅を半分にしたものをヨウカンというようです。レンガ売り場で発見しひらめいた組み合わせです。

金網を乗せるとこうなります。ぴったり金網が乗りました。

ウドデッキからの通路

ウッドデッキからバーベキュー炉までの間の通り道。
これまでの作業で余った枕木やレンガを有効利用です。青い小石は立水栓の余りもの。余った小石の量で埋まってしまうようにレンガの量で調整です。
余りものの有効利用。なかなかの出来栄え。

このサイズは大勢でのバーベキューに最適です。これ以上大きなものはいらないのではないでしょうか。
こういう形状のものは焼く人がいて、食べる人がいるという形のバーベキューパーティー用のものです。焼けた肉はウッドデッキの手すりに乗せた皿に乗せ、それをウッドデッキにいる人たちが食べるという想定で、みんなでバーベキューの金網を囲んでワイワイガヤガヤという形状のものではありません。
私はこのバーベキュー炉とダッジオーブンで紹介させていただいているLodge社鋳鉄製のスポーツマングリルを使い分けています。四、五人で食べるにはスポーツマングリルの方が盛り上がります。

網焼きと鉄板焼き

また、金網とは別にこのサイズの鉄板を持っています。今回の基本とした40cm×60cmというサイズは汎用的なサイズのようで様々なものが手に入ります。
分厚い鉄板もまたいいものです。これだけの大きさの鉄板はフライパンとは違って温度変化も小さく本格的な鉄板焼きができるでしょう。

同サイズの鉄板

鉄板の設置

これが鉄板です。分厚いです。5㎜あります。食品調理の機械の部品だったものがその役目を終えて縁あって我が家にやってきました。サイズピッタリです。
網の上の肉などを焼くときは炭の熱が直接肉にあたるので、あまり火力が強いとあっという間に焦げてしまいます。遠赤外線というような遠くからじわっと肉を焼いた方がうまく焼けます。

鉄板で調理する場合はある程度火力がないと調理をするほどの熱さになりません。鉄板の上でジュジュっと肉が焼けるには相当な火力が必要です。

網焼きと鉄板焼きは炭からの距離が異なるのです。
鉄板焼きには距離が近い方が炭の熱を効率的に利用できるのです。このため鉄板を使う場合には炭を熾すところにレンガを並べ、その上に炭を熾すことにしています。

炭熾(おこ)し

炭熾し器

こんなものがあります。
炭を熾すのってなかなか大変です。着火剤とか様々なものがありますが、私はこれで熾しています。炭を入れて下からガスバーナーの炎をあてたり、携帯ガスコンロなどに置くと下から効率よく着火します。以前は新聞紙を丸めて燃やしたりしてたこともありましたが安価で便利。重宝しています。

火消壺

  

年季が入ってます。
昔は「おくどさん」が土間にあって祖母が薪でご飯を炊いていた記憶があります。その頃からずっと我が家にいてくれてます。日常生活で薪を使わなくなったので長くお目にかからなかったのですが、発見してまた使っています。まだまだ現役です。

炭や薪を庭で使うと、バーベキューやダッチオーブンの調理が終わってしまったときや石窯がじゅうぶん温度が上がったので薪を取り出したときにまだまだ炭や薪に火力があることがあります。これをそのあたりに置いておくと火傷や最悪の場合火事の原因ともなりかねません。

こんなとき、燃えている炭や薪をこの中に入れてフタをすると酸素が断たれてすぐに火が消えます。この炭を消し炭と呼んでいます。
消し炭はまた次の機会に炭として使えるだけでなく、新しい炭より火が付きやすいものとなっています。火熾しの底に入れてその上に新しい炭を入れると、消し炭にはすぐに火が付き、その火で上の炭にも火が容易に付くという優れもの。

安全な火の始末ができて、次の機会に再度使えて、しかも火熾しに便利という三つのメリットがあります。そのまま灰にしてしまうのはとてももったいない。



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