天井仕上げ・照明
天井を張り終えました。天井材の最後は左右からはってきた板が交わるのですがその処理に手間取りました。2×6を2枚合わせた棟木まで天井材を張り、最後の隙間は2×2材で隠しました。棟木の下面には1×4材を張り、きれいにカバーできました。
鉄製の照明器具を取り付けました。45度の高い天井によく似合うシャープで重厚な雰囲気です。
ドアの外、右上に外灯を付けました。照明器具は照明器具屋さんで展示していた中古を3千円で購入。船舶照明もどきでなかなかしゃれています。防水もしっかりしています。これでウッドデッキと庭の一部が明るくなります。
窓の処理
窓の枠の処理です。壁を塗るので窓の周りも何かの処理が必要です。まっすぐなツーバイ材で枠にしてもいいのですが、雰囲気のあるものにできないかと工夫してみました。ジグソーを使って曲線にカットし、トリマーで角をとりました。
カウンター
大きな窓の下にカウンターをつけました。窓から庭を眺めながらお茶を飲むために建てた洋風茶室なのですから必要なものです。
パインの集成材です。厚さ4p、幅45p、長さ4mのものを流し台の天板とこのカウンターに使いました。まっすぐの板では変化がないのでジグソーで曲線にカットしました。
天窓の枠
カウンター上の台形窓です。ガラスをはめるとき、1×1の角材を取り付け、外側の枠との間にガラスを挟み込んだのですが、その内側に1×4で枠を作りました。なかなか手間のいる仕事です。ラスボードの面から約50mm出ています。ラスボードの面から18mmの厚みの壁を塗る計画です。
すべての枠が壁から3p程度出る予定です。
壁を塗る前にこれらの枠には塗装などの処理を済ませました。
壁塗り
いよいよ壁塗りです。石膏プラスターを塗ります。
下塗り、中塗り、上塗りの三回の作業が必要で、石こうプラスターの業者さん向けマニュアルどおりに作業を行いました。
木の部分が汚れないようカバーしました。
下塗り、中塗りはボード用プラスター。石膏プラスターと川砂を混合しますが、その比率は下塗りが1:1、中塗りは1:1.5です。画像は下塗り途中です。壁の上からラスボードの穴がまだわかります。
画像の右に見えるのが飾り棚です。これが真っ白な壁の上に小さな棚がアクセントになってくれるでしょう。
壁塗りは大変な作業でした。もっと気持ちよく作業が出来るかと楽しみにしていたのですがうまくいきません。ラスボードにすいすいとくっついてくれないのです。
コテですくい上げてラスボードに押し当て、下から上へ延ばして塗っていきます。最初はどうなることかと思いましたが、そのうち少しは慣れてくるものです。たくさんのプラスター(ほんとうにたくさんの量でした。)を床に落としながらもなんとか作業は進んで行きます。
手の汚れと心の余裕のなさで作業途中の写真は3枚撮っただけ。
服が汚れたり、壁が床にどすんと落ちたりしても少々のことを気にしていては作業は進みません。朝は7時から、夜は9時まで、昼ご飯も抜きで、服を壁だらけになりながらなんとか下塗りを終えました。左手に壁をのせた板を持ち、右手で慣れないコテで壁を押さえつけ、厚みを一定にしようとぐいぐいとのばしていきます。
作業が終わる頃には両手とも筋肉痛。手袋もはめず、素手で作業していたので手はガサガサ。
次の休みに中塗りをしました。中塗りは、下塗りで少しはこつをつかんだのと、下塗りの面にけっこうのってくれるので下塗りよりはスムーズ。何より助っ人「友人のF君」が駆けつけてくれ、プラスターをこねてくれたので大助かり。塗る作業に没頭することが出来ました。感謝です。
上塗りはスムーズでした。下塗り、中塗りで下地ができているうえに上塗り用のプラスターは砂を混ぜず真っ白なもので滑らか。トーストに柔らかいマーガリンを塗っているよう。スイスイ塗れていきます。