Breezy Garden 手づくりの庭にようこそ


ウッドデッキ

庭づくりの最初に取りかかったのがこのウッドデッキです。2.4m×3.6mのものをつくりました。何もない土地にとりあえずウッドデッキというものをつくってみようと思ったことからこの庭づくりがはじまりました。
のちに自信もついてから細長いウッドデッキを増設しました。
ウッドデッキは腐りにくい木材を使われるのですが、安価なSPFのツーバイフォー材でつくりました。
当時SPF材のウッドデッキは一年で腐ると書かれていた情報もありましたが、当時技術も自信もなく、少しでも安く抑えたいという思いでつくりはじめました。

すぐダメになるかと思いましたが、20年近くもちました。昨年やり替えました、十分です。

2.4×3.6mというサイズは、ホームセンターでツーバイフォー材の売られている長さです。8インチと12インチのものを切らずにそのまま使った結果です。
基礎は1辺20pのピンコロ15個、柄用のヒノキ材、ツーバイフォー材は8フィートが10本、12フィートが25本、あとはコーススレッド。
木材には組み立て前に十分浸透性の塗料を塗ってから作業開始です。

基礎の間隔

まず最初のポイントは強度的に基礎はいくついるのかという問題です。
作業的には少なくするほど楽なのですが、少なすぎれば強度的に心配。最初に考えておかなければならない基本的なポイントです。
私の場合、柄は縦2.4mの間に75p間隔で4本、横3.6mの間に80p間隔で5本。合計20本です。ピンコロの基礎の上に15本、建物の犬走のコンクリートの上に5本です。
文章で書くのは難しいですが、縦も横も80p間隔に柄があれば強度は十分です。

十分な画像がないのでわかりづらいですが、上の画像のように8フィートのツーバイフォー材で柄を挟み込むようにして、その上に12フィートのツーバイフォー材を打っていきます。

水平を確保する

二つ目に重要なことはウッドデッキが水平になることです。
少々の傾きがあっても実質的には支障はないかもしれませんが、見た目でわかるような傾きはとんでもなく見苦しいものとなります。強度と同レベルで水平はウッドデッキの命です。

私は透明のチューブを購入してバケツに水を入れ、いわゆる水盛りをやってみました。今はレーザーの水準器というような便利なものが数千円で手に入るので、これを持っていると何かと便利です。ホームセンターのレンタルでもあるかもしれません。
ウッドデッキ設置の計画の少し外側にいくつか杭を打ち、水平なポイントを印を付けます。そのポイント同志に糸を張り、これを基準に作業をします。
この場合、柄を挟み込む8フィートのツーバイ材の上端がすべて同じ水準になればあとはその上に貼った12フィートのツーバイ材の仕上がり面は水平な面が出来上がります。
この作業がウッドデッキの作業の一番の肝心なところです。これさえできればあとは等間隔に隙間をあけて12フィートのツーバイ材をインパクトドライバーでとめていくだけの楽しい作業となります。

増 設

当初つくったウッドデッキに横長のウッドデッキを増設します。

黄色の線の部分です。画像には手すりが写っていますが後にまとめて紹介します。

建物のコンクリートの犬走があるので、ピンコロの基礎は一列のみ5個です。
これも長さは12フィートのツーバイ材をそのまま使います。

水平を出して糸を張り、これに合わせて柄を挟み込むツーバイ材の上端の高さを合わせます。柄の高さは挟み込むツーバイ材から上に頭が出なければOKです。しっかりと柄の高さをそろえる必要はありません。
挟み込むツーバイ材の高さを張った糸に合わせるのはひとりでする作業するなら手が三本ほしいところです。二本でツーバイ材を固定してもう一本でインパクトドライバーでコーススレッドを打ち込む。私は奇跡的にこの作業をひとりで行いましたが、誰か手伝ってもらえれば作業は10倍速く進みます。

あとは12フィートのツーバイ材をコーススレッドでとめていくだけ。ツーバイ材とツーバイ材の隙間は3oの板をきつく挟み込みながら打っていくときれいに隙間がそろいます。

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