増設したウッドデッキに置くベンチをつくります。昼寝が出来て、増設ウッドデッキの手すりをテーブルがわりに使えます。デッキチェア−2脚とこのベンチとテーブルとセットでも使えます。
6フィートの2×材をそのままの長さで使います。ちょっと大きすぎるかもしれませんが、少し足を曲げれば昼寝が出来ます。贅沢な特大ベンチです。でも、長いほど強度に工夫が必要です。
まずは強度を出すための骨組みの制作です。2×4を縦に使って長いベンチを四本の脚で支えようと思います。座面の2×4材を打つ両端の部品に6フィートそのままの長さから2×材4枚の厚み分だけ短くした2×4(補強材)を固定しました。これで長いベンチを支えようという考えです。
これの四隅に脚を取りつけます。その上にひじ掛けの板をつける予定です。座面やひじ掛けの高さはデッキチェア−の改良型と同寸法としました。画像の左が前、右が後です。補強材は完成した時前から見えない程度に中央より前の方に付けました。後ろには脚をもう二本つけて強度をだそうと思います。
補強材に座面の2×4材を受ける部品を取り付けます。補強材に2.5cmの切込みを入れました。補強材に深く切込みを付けると強度敵に心配なので桟にも約1cmの切込みを入れ、組み合わせるとちょうど平面になるようにしました。トリマーとノコギリとノミでこつこつ手作業です。
仮組みするとこのような状態です。この後ろ側に脚を付けることとしました。この座面を受ける部品も前の方を斜めにカットしています。完成した時前から見たら両側の脚以外余計なものが見えないようにするためです。まだまだベンチらしき姿にはなってきません。
ウッドデッキの手すりはちょうどいい作業台です。高さは作業するのにちょうどいいし、12フィートの2×材も水平に置いて切断できるし。このような作業ももってこいです
四隅に取りつけた脚と同じ長さの脚を座面を受ける部品に取りつけます。脚には深さ約3mmの深さの溝をトリマーで掘りました。巾は2×材の厚み分。ここに座面を受ける部品を組んで
うしろからコーススレッドでとめると、正確に頑丈に固定されます。
下の画像はコーススレッドでギッチリと固定したところです。先ほどの3mmの溝に収まって頑丈に固定されました。少しの手間はいりますが、ずれることなく二つの部品が固定され、座ったときにかかる重力にもこの加工は有効です。
これまでの部品を組みました。少しベンチらしい姿になってきたでしょうか。
大まかに考えた構想にしたがって現場合わせでここまできました。