庭への入り口は三か所あります。
それぞれの入り口から小径は中央へと巡ってウッドデッキへとつながります。枕木とレンガと、自然石の小径をつくりました。どれもその存在を誇張しないように控えめな小径にしました。それぞれ違った表情を見せてくれています。
この庭をつくった当初の20年以上前の画像です。植えた樹木も小さく懐かしい風景です。
ウッドデッキから自然石の小径がつながり、途中で枕木の小径に枝分かれしています。
枕木は並枕木という15×20×210㎝の直線の無骨なものなので、小さな庭にはそのまま使うのは難しいものです。チェンソーで四分の一にカットして自然な曲線でリズムを付けました。
炉の横を通り、石窯の前を通って南東の出入口につながります。
左の画像はレンガの小径です。北側の出入り口から洋風茶室をぐるっと回り、ウッドデッキまでつながっています。
ホームセンターでベルギーレンガという名前がついていました。自然な形の風情あるレンガです。二枚ずつ互い違いに並べて自然な曲線で洋風茶室入り口へ導いてくれます。
自然石は一面が平らになったもので、どこかでこのように並んで使われていたのでしょう。その役目を終えて邪魔者扱いされていたところを縁あって私のもとにやってきてくれました。
洋風茶室をぐるっと回ってウッドデッキに続くレンガの小径です。
アジサイのアナベルやダンスパーティーが咲いています。手前の長い葉はミョウガです。
冬場は足元にクリスマスローズがいくつも咲いてくれます。
ウツギ、ウメモドキ、カマツカなどの樹木が大きく育って森の中を歩いているような小径となりました。